くまもとの希少な野生動植物
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減少種−両生類2
ニホンヒキガエル Bufo japonicus japonicus Schlegel,1838
トノサマガエル Rana nigromaculata Hallowell,1860
カジカガエル Buergeria buergeri (Schlegel,1838)

 
ニホンヒキガエル、トノサマガエル、カジカガエル
(写真上)二ホンヒキガ工ル:1996.9 豊野村(現 宇城市) 坂本真理子 撮影
(写真中)トノサマガエル:1997.5.11 水俣市 田中顕一 撮影
(写真下) カジカガエル:1998.5.5 坂本村(現 八代市) 田中顕一 撮影

ニホンヒキガエル
 普通は背面が黄褐色か褐色または暗褐色、腹面は薄黄褐色。表面には大小の隆起があり後頭部に耳腺。体長60〜180mm。後肢の水かきの発達は悪く、動作は鈍い。本州、四国、九州およびその周辺の島々に分布。平地から山地まで生息。本県では、以前はごく普通に見られていたが、近年は山地の限られた所でしか生息が確認できない。

トノサマガエル
 雄の背面は黄緑色、雌は灰白色で不規則な黒い模様が密に分布。体長60〜90mm。後肢は長く、水かきが発達。本州、四国、九州に分布。平地から低山地の水田や小川に生息。本県では、以前は水田地帯にごく普通に生息していたが、近年は山地周辺の水田や平地では湧水がある限られた所でしか見出せない。生息地、個体数とも非常に減少。

カジカガエル
 体は扁平、背面は暗灰褐色。体長は雄で30〜40mm、雌で50〜80mm。前肢は短く指先に吸盤、後肢は長く水かきが発達し指先に吸盤。日本固有種で、本州、四国、九州に分布。渓流に生息し、雄は美しい声で鳴く。川岸のコンクリー卜化や砂防ダム建設などによる自然環境の単純化や人の生活による水質の悪化で、生息環境が破壊し個体数も非常に減少。


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