くまもとの希少な野生動植物
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減少種−両生類1
イカスミサンショウウオ Hynobius nebulosus nebulosus (Schlegel,1838)
ブチサンショウウオ Hynobius naevius (Schlegel,1838)
イモリ Cynops pyrrhogaster pyrrhogaster (Boie,1826)

 
イカスミサンショウウオ、ブチサンショウウオ、イモリ
(写真上)カスミサンショウウオ:1997.5.11 城南町 田中顕一 撮影
(写真中)プチサンショウウオ:1991.11.10 上村(現 あさぎり町) 田原朗敏 撮影
(写真下) イモリ:1996.1.28 牛深市 田原朗敏 撮影

カスミサンショウウオ
 背面は暗黄褐色か暗褐色で微小な斑点。尾の背腹両縁に黄色の線。全長70〜110mm。本州の鈴鹿山脈以西、四国北東部、九州北西部に分布。鹿児島県出水市が分布の南限。本県では天草上島、下島および竜北町以北で生息を確認。生息域が低山地や平坦地で人の生活圏と重なるため、自然環境が破壊され生息地も個体数も減少。

ブチサンショウウオ
 多くの個体の背面は紫がかった暗褐色か黒褐色の墨色に灰白色の不規則な模様。全長80〜140mm。本州の鈴鹿山脈以西、四国、九州に分布し渓流性。本県でも山間部の渓流域に生息し、直射日光のない細かい流れや伏流水中に産卵。近年の森林開発や林道などの建設で自然環境が変化し、生息地の減少とともに個体数も著しく減少。

イモリ
背面は黒褐色、腹面は赤色に不規則な黒い模様。目の後方に目腺があり、体表面には小さな粒。全長80〜130mm。本州、四国、九州およびその周辺の島々に分布し、平地から山地まで広く生息。本県では、以前はいずれの池、川、水田にも多数生息していたが、近年は平地では湧水がある限られた所でしか見られず、個体数も非常に減少。


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