2月19日金曜日に、かつて大型船の船長として活躍され、現在は宇城市三角町にある市立九州海技学院で船舶免許の講師を務めておられる小山康壽さんをお招きし、船乗りから見た海の環境保全の取組みなどについての勉強会を行いました。
これは、やつしろ里海ネット(環境保全活動団体や漁業者等で構成)の方々が、八代海の再生に向けた活動の一環として取り組まれているもので、今回が第4回目となります。
当日は、約20名の参加があり、講師の小山さんから、海運業や船員の仕事についての話、北米やパナマ運河、香港などでの体験談とともに、海洋汚染防止のため、法律により、船舶に高品質の燃料使用の義務付けがあることや、煙突から出される煙にも厳しい規制がかけられていること、また海賊対策などについて、普段耳にすることのできない大変興味深いお話をお聞きすることができました。
八代海は、有明海とともに全国的にも閉鎖性の高い海であり、私たちの生活の影響をとても受けやすい海です。地図で見ると陸域で囲まれた小さな海ですが、海のメカニズムは複雑であるため、その再生は一朝一夕にはいきません。海のこと、海に影響を及ぼす川や山のことをもっと多くの人たちが知り、行動していくことが大事ではないでしょうか。
今後も本学習会を随時開催しますので、興味のある方は、環境政策課環境立県推進室(有明海・八代海再生推進班)までお問い合わせください。(電話096-333-2264(直)、E-mail:tsuiji-s@pref.kumamoto.lg.jp)
※写真は、学習会の様子です。
2月13日土曜日に球磨川河口で、やつしろ里海ネットと次世代のためにがんばろ会との共催により野鳥観察会を行いました。
この企画は、次世代を担う青少年をはじめとした住民の方々に、シギ・チドリなどの渡り鳥をはじめ、様々な野鳥の観察を通して、鳥のエサとなるカニや貝、ゴカイなど貴重な生物が多数生息する球磨川河口域や八代海干潟の素晴らしさを知ってもらうために開催されたものです。
当日は、約35名の参加があり、まず八代市鼠蔵町研修所で、八代野鳥愛好会の高野茂樹会長や八代市役所環境課の講師から、野鳥の生態や干潟の役割について講義を受けた後、球磨川河口の堤防から野鳥の観察を行いました。
野鳥観察では、双眼鏡やフィールドスコープを使って、鳥が干潟でエサをついばむ姿や羽繕いをする様子を皆さん大変興味深く観ていました。この野鳥と干潟の美しい風景は、熊本の宝であり、次の世代に残していくべき貴重な財産です。
環境省の第5回自然環境保全基礎調査(H10年度)によると、昭和20年以前に約82,600haあった干潟は、平成10年には、約49,500haまで減少しました。
私たちが、日常の生活をほんの少し見直すだけで、環境へのストレスが軽減されていくことは間違いのないことです。野鳥と干潟の美しい風景を次の世代に残していくためにも日々の環境保全の取組みが必要です。
今回の野鳥観察を通して、皆さんには、「八代海はみんなの財産、みんなで大切にする」という干潟や海への関心を一層高めてもらえたことと思います。
写真は、講義や実際に野鳥を観察している様子です。
熊本県環境センターでは、2月7日の日曜日に、ものづくりを通して環境について考える「環境センターへ行こう!」を開催しました。
今回は、「UVビーズストラップ」です。紫外線を受けて変色するUVビーズとふつうのカラフルなビーズを上手に組み合わせて、ストラップを作ります。
わっか、お下げ、雪だるま、てるてるぼうず風、いろいろな形が楽しめるのが魅力です。また、ビーズを糸に通すのはけっこう難しく、いつもはにぎやかな参加者の方々もひたすら黙々と取り組みます。
UVビーズストラップで、日に当たりすぎないように、外で元気に遊んで欲しいと思います。
<写真左>お母さんの背中の赤ちゃんも、ストラップの出来具合が気になるようです
< 同 右>「し~ん」、みなさん黙々と糸を通し続けます
環境センターでは、環境教育・情報提供の拠点として、これからも様々な活動やイベントに取り組んでまいります。皆様のご利用をお待ちしております。
熊本県 環境政策課 〒862-8570熊本市水前寺6丁目18番1号 TEL : 096-383-1111 (代表)
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